汎用含浸剤とは、封孔を目的とした含浸剤です。孔を塞ぐ能力や、耐久性、洗浄性が高く、生産性の向上や品質の安定に期待ができます。
一般の鋳造品や焼結品などに幅広く用いられる有機含浸剤と、長い実績のある無機含浸剤があり、プラセラムでは幅広いお客様のニーズに対応するため、有機系、無機系含浸剤各種を揃えています。
一般的に大量生産に用いられます。希釈剤は0%です。
【UL認定コンポーネント】
1回の含浸処理でリークが止まらず2回含浸をしている製品はありませんか?
PS-901への変更で1回でリークが止められる可能性があります。
含浸処理コスト、リードタイム、圧検コスト等の削減が期待できます。
本材料はULのコンポーネント認定プログラムの下で認定されています。
※閲覧にはULサイトのアカウント作成(無料)が必要です。
PS-901は長年の実績を持つPS-403Eと比較して耐久性及び洗浄性はそのままに、金属との親和性を高める事によって歩留り性能を大幅に高めた含浸剤です。このため、生産性の向上や品質の安定化が期待できます。
PS-901は架橋して三次元構造を持つため、ガソリン、アルコール、水、クーラント、溶剤、酸、アルカリ等に対して高い耐久性を持ちます。PS-901で含浸処理を行った後の金属素材にはPS-403Eと同じように、メッキや塗装、アルマイト処理などの各種化成処理を行う事ができます。
PS-901に関するデータ
一般に有機含浸剤より高耐熱を要求するときや、現代の有機含浸剤技術より前の規格に必要な際に用います。約60-70%は希釈剤であるため、有機含浸剤の封孔構造とは異なります。珪酸ソーダは水ガラスとも呼ばれる事もあります。
珪酸ソーダ+リン酸ソーダ、アルカリ性、孔サイズ「小」にも有効
低粘度、弱アルカリ性のコロイダルシリカタイプで環境的にもクリーン
いちごをフリーズドライにして、水分の抜けた隙間にホワイトチョコをぎっしり詰めてみました。断面を見ても判別がつかないのに、食べるとチョコ味。
湿度の変化に弱い木管楽器。木材の膨張によってヒビが入らないよう、含浸技術で透間を埋めてみました。木の音色を残したまま強化できます。