1. HOME
  2. よくある質問

よくある質問

Q

大型の品物でも含浸できますか?

A

直径1200mm×高さ1400mm又は直径900mm×2000mmのタンクに入る大きさまでホイストクレーンにて吊上げが可能なサイズの製品まで、通常工程にて含浸処理が出来ます。
これ以上の製品についてはお問合せください。

Q

製品数量が少量ですが含浸を依頼することは出来ますか?

A

1つからでも対応できますのでご連絡ください。

Q

塗装した製品ですが含浸が出来ますか?

A

焼付塗装やウレタン塗装であれば、塗装した後でも処理出来ます。焼付塗装でない場合は、塗装が溶けてしまいますので、予め塗膜を除去しておく必要があります。

Q

製品表面に含浸剤が残りますか?

A

表面の含浸剤は洗浄除去されて表面には残りません。

Q

含浸剤の最高使用温度(耐熱温度)は何℃ですか?

A

空気中で常時使用出来る温度は、PS-901やPS-403Eは180℃、PS-501は250℃です。
短い時間であれば、PS-901やPS-403Eは200℃まで、PS-501は270℃まで耐えられます。

Q

含浸工程にかかる時間はどれくらいですか?

A

通常、1回の含浸処理では約2時間(含浸から乾燥まで)、2回含浸処理では約4時間で処理ができます。

Q

アルマイト皮膜に封孔処理ができますか?

A

アルマイト皮膜に潤滑性を持たせられるフッ素系の含浸剤があります。

Q

製品に傷が付かないように処理できますか?

A

加工品等の傷に対する要求の厳しい製品については、養生をして傷が付かないように処理します。

Q

含浸する際に製品に熱がかかりますか?

A

含浸工程では含浸剤を硬化させる工程で熱がかかります。PS-901やPS-403Eでは、最高で約90℃まで加熱されます。

Q

素材、加工後、表面処理後または塗装後、どのタイミングで含浸するのが良いですか?

A

基本的にはどの工程後でも含浸は出来ますが、後ろの工程で含浸する方が封孔性能は高くなります。特に素材又は加工後で考えると加工後に新しい穴が出て来る事があります。

Q

含浸が出来る穴の大きさはどの程度ですか?

A

小さいものではナノレベルから、大きいものでは0.1mm程度まで通常工程で封止出来ます。実際には穴の状態により左右されますが、肉眼で見える様な大きな穴でも事前に穴の入り口を塞ぐ処理をしてから含浸することによって封止することが出来ます。

Q

プラセラム社製の含浸液は環境負荷物質規制に対して、対応されていますか?

A

弊社の含浸液PS-403Eは一般的な「化審法、安衛法、毒劇法」はもとより、EU規制の「RoHS、REACH」など、様々な環境規制に対応した含浸液です。

Q

どういう素材に含浸は対応出来るのですか?

A

穴のあいた素材(表面から繋がった空間が内部にある素材)に含浸出来ます。金属の種類は問いませんが、主にアルミ、鉄、銅、亜鉛、Mg、SUSの合金に対して処理が行われます。
また、金属以外にも、プラスチックやセラミックなど、用途に合わせた含浸液のラインナップが有りますので、お問合せください。

Q

含浸した製品は薬品に浸けても大丈夫ですか?

A

含浸剤の硬化樹脂は、強酸化剤、強還元剤、強酸、強アルカリに接触すると分解します。また極性のあるアミド系溶剤等、親水性液体に接触すると膨潤します。しかし、通常、製品内部に含浸された樹脂が薬品に浸食されることはありません。

Q

持ち込んだ液体で含浸処理をしてもらいたいのですが可能ですか?

A

可能です。弊社の研究開発部は様々なお客様のニーズに合わせるために共同研究も行っています。また製品用途に合わせた含浸液の開発も行いますので、是非ご連絡ください。

Q

含浸装置の購入を検討しています。装置の仕様は変えられますか?

A

小さい物は実験室レベルから、大きな設備は工場用設備まで様々なニーズに合わせた設備をご用意出来ます。
また、国内外の対応も行いますので是非とも弊社にご連絡ください。

Q

含浸装置を購入した後の保守点検はしてもらえますか?

A

弊社では原則として設備を導入後の初年度は弊社にてお客様の元へ赴き、購入された含浸装置の保守点検を行っております。次年度からはお客様の要望に応じて設備の保守点検作業を実施しております。また使用中含浸剤は弊社へ送って頂ければ、検査も定期的に行わせていただきます。

Q

他社製の含浸剤からプラセラム社製の含浸剤への切り替えを検討したいのですが可能ですか?

A

可能です。含浸装置の仕様を確認し、最適なご提案をいたします。切り替え後の保守点検も弊社で対応させていただきます。