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含浸処理後の表面処理

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 含浸処理を施した後の鉄、アルミ、銅、亜鉛などの部品には、各種化成処理や塗装などを施す事があります。PS-403を用いて含浸処理を施した部品にこれらの後処理を行う場合、部品表面に含浸剤は一斉存在しないため、また、部品内部にて硬化した含浸剤の耐久性が非常に優れているため、これらの後処理において悪影響になることは殆ど有りません。


* 優れた洗浄特性(含浸剤硬化前)
 含浸処理工程では、ピンホール等に含浸剤を染み込ませた後、それを硬化する前にワーク表面の余剰含浸剤を除去します(別紙「プラセラム標準有機系含浸処理」参照)。通常、円心分離液きりやディッピング水洗を行いますが、洗浄性の低い含浸剤の場合、ワーク表面やネジ穴部などの含浸剤除去が不十分となり、結果的にそれらの個所で樹脂を硬化させてしまう事があります。
 PS-403の場合、完全水溶性であるため、ピンホール部以外の個所に含浸剤を残すことなくきれいに洗浄工程を行うことが可能です。完全水溶性のため、洗浄槽に界面活性剤などの後処理の不安分子となりうる物質を一斉添加する必要ががありません。つまり、含浸処理前後のワーク表面の物性はまったく変わらないことになります。

* 優れた耐久性(含浸剤硬化後)
 ワーク表面に樹脂を残さず、ピンホール内部のみで含浸剤を硬化する事が出来ても、その耐久性が不十分な場合、各種化成処理や塗装に悪影響となることがあります。PS-403の場合、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤性に非常に優れている事から、染みこんで硬化した含浸剤が後工程中に「溶け出す」心配は殆どありません。
※高濃度のクロム酸などに浸漬すると硬化した含浸剤が溶けることがありますが、アロジン処理などの一般的な化成処理で用いる濃度であれば問題になりません。

* PS-403の実績:含浸処理後の後処理
Al系素材:アルマイト、アロジン 
Fe系素材:リン酸処理、各種メッキ
Cu系素材:各種酸化処理、各種メッキ
Zn系素材:クロメート
塗装方法:静電、電着、吹き付け 


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